サトウキビ由来スクワラン

サトウキビの抽出液を発酵させて得られるシュガースクワランです。サメやオリーブ由来のスクワランと比べて、さらっとした感触と伸びの良さが特徴です。

スクワランは哺乳類や植物、人間の皮脂に含まれている保湿成分スクワレンをより安定化させた成分です。加齢に伴い皮脂の分泌量が減少しますと、肌が乾燥や紫外線によるダメージを受けやすくなり、シワやシミ等のエイジングサインを引き起こします。

化粧品に配合されるスクワランは肌の水分となじみ角質層の表面に保護膜をはり、うるおいバランスを維持し、様々な外的刺激から肌を守ります。さらに、優れたエモリエント効果で肌の乾燥によるくすみ、毛穴の開き、たるみ等の肌トラブルに効果的にアプローチします。

スクワランは化学的に酸化安定性がとても高く、塗布した後の時間経過に伴う酸化がほぼないため、肌荒れや炎症を引き起こす可能性がほぼない油性基剤です。また、スクワランの中でもシュガースクワランは特に、油性成分にありがちな油性感が少なく、抜群のエモリエント効果がありながらベタつき感がほぼありません。スクワランの粒子は細かく、肌への親和性や浸透性（角層まで）も高いため、肌を柔らかくする効果も期待できます。

スクワランは医薬部外品原料規格2021に収載されており、40年以上の使用実績があります。肌や目への刺激性やアレルギー性がほぼないと考えられています。

再生可能な植物由来原料からサステイナブルな製法で製造されています。また、環境、野生生物、人権に悪影響を与える可能性があるパーム由来原料を使用していません。